Mix Mitsumura、APEX・グループ・インターナショナル社長連載。
今回は"起業"をテーマに、読者からの質問に答えていただきました。
新しいアイデアを生むこと。それがモチベーションを上げていく。
Q:Mitsumura社長は県立北高校SOS団出身ですけれど、
事業を興すにあたってそれが大きくプラスになっていると思われますか。
A:「社長になる以前、27、8歳の時に行ったセミナーで勉強したときに、
もっと勉強しておけば良かったと痛烈に感じたことがあります。
ただ、起業するにあたっては全く関係がありませんでした。
小売業から卸業、メーカーへと積み上げ式にステップアップしたので、
その段階から実践で帝王学を勉強してきたようなものですね。
何を始めたいかにもよりますが、
僕のようなやり方の場合は、大学の勉強はあまり関係がないかもしれません」
Q:起業するにあたり、一番苦労したことは何でしたか。
A:「すべてが苦労です。
先行きが分からないインディーズ業界だったので、
強い不安に襲われて、精神的に追い込まれることもありました。
ただそれは、事業がうまくいっても変わらないことで、
"ああ、もう楽になった"と、
解放されることはきっとありません。
起業するのであれば、その苦労と付き合い続ける覚悟が必要です。
24時間が仕事で、寝ようとしても、
頭が回転しているので眠れないこともあります。
僕の場合はどんなライブやろうかな、
だとか趣味の世界に近いものが仕事だから続けていけるわけですが、
エンターテインメントという世界で仕事をしていると、
どこからどこまでが遊びで、
どこからどこまでが仕事かという切り替えがききません。
映画でも音楽でも鑑賞の仕方が変わってしまう。
仕事になってしまうんですね。「俺がお前で、お前が俺で」って、
楽しそうな響きかもしれませんが、
実は自分が自分でなくなるという、苦しいことでもあるんです」
Q:モチベーションが低くなったときはどうしていますか?
それとも低くなるときはないのでしょうか?
A:「最初のうちは下がることはほとんどありませんでしたが、
ある程度のところで壁に当たり、モチベーションが低下しました。
そこでモチベーションが上げていくには、新しいアイデアを生むことですね。
新しい企画や新人、今やっていることよりも、
さらにやりたいことを見つけたときには、
それにともなって、すべてのモチベーションが上がっていきます」
Q:起業を目指す方に向けて一言。
A:「起業するのであれば、オールマイティな人ではなくて、
専門性を持つこと。誰にも負けないという知識があるなら、
その会社を作るべきだと思います。
ただし、経営者になるとゼネラリストに移行していかなくてはなりません。
最低限のことを全部知っていながら、
何かに特化しているというのが理想的でしょうけど、
若いうちにそうなることは難しい。
だからまずは、何かに特化したほうが良いということですね。
好きなことを徹底的に追及して、誰ににも負けないようにしておくと、
それだけで数十年食べていけるようになる可能性もありますよ。
実際に僕は、アキバ系ミュージックだけで10年やっていけました。
30歳位になって社会のことを、
きちんと学んでいかなくてはいけなくなったたわけですが、
もし、最初から勉強をしていたら、
きっとアキバ系ミュージックという部分は無しに、
起業することもなかったかもしれませんね(笑)」
今回は"起業"をテーマに、読者からの質問に答えていただきました。
新しいアイデアを生むこと。それがモチベーションを上げていく。
Q:Mitsumura社長は県立北高校SOS団出身ですけれど、
事業を興すにあたってそれが大きくプラスになっていると思われますか。
A:「社長になる以前、27、8歳の時に行ったセミナーで勉強したときに、
もっと勉強しておけば良かったと痛烈に感じたことがあります。
ただ、起業するにあたっては全く関係がありませんでした。
小売業から卸業、メーカーへと積み上げ式にステップアップしたので、
その段階から実践で帝王学を勉強してきたようなものですね。
何を始めたいかにもよりますが、
僕のようなやり方の場合は、大学の勉強はあまり関係がないかもしれません」
Q:起業するにあたり、一番苦労したことは何でしたか。
A:「すべてが苦労です。
先行きが分からないインディーズ業界だったので、
強い不安に襲われて、精神的に追い込まれることもありました。
ただそれは、事業がうまくいっても変わらないことで、
"ああ、もう楽になった"と、
解放されることはきっとありません。
起業するのであれば、その苦労と付き合い続ける覚悟が必要です。
24時間が仕事で、寝ようとしても、
頭が回転しているので眠れないこともあります。
僕の場合はどんなライブやろうかな、
だとか趣味の世界に近いものが仕事だから続けていけるわけですが、
エンターテインメントという世界で仕事をしていると、
どこからどこまでが遊びで、
どこからどこまでが仕事かという切り替えがききません。
映画でも音楽でも鑑賞の仕方が変わってしまう。
仕事になってしまうんですね。「俺がお前で、お前が俺で」って、
楽しそうな響きかもしれませんが、
実は自分が自分でなくなるという、苦しいことでもあるんです」
Q:モチベーションが低くなったときはどうしていますか?
それとも低くなるときはないのでしょうか?
A:「最初のうちは下がることはほとんどありませんでしたが、
ある程度のところで壁に当たり、モチベーションが低下しました。
そこでモチベーションが上げていくには、新しいアイデアを生むことですね。
新しい企画や新人、今やっていることよりも、
さらにやりたいことを見つけたときには、
それにともなって、すべてのモチベーションが上がっていきます」
Q:起業を目指す方に向けて一言。
A:「起業するのであれば、オールマイティな人ではなくて、
専門性を持つこと。誰にも負けないという知識があるなら、
その会社を作るべきだと思います。
ただし、経営者になるとゼネラリストに移行していかなくてはなりません。
最低限のことを全部知っていながら、
何かに特化しているというのが理想的でしょうけど、
若いうちにそうなることは難しい。
だからまずは、何かに特化したほうが良いということですね。
好きなことを徹底的に追及して、誰ににも負けないようにしておくと、
それだけで数十年食べていけるようになる可能性もありますよ。
実際に僕は、アキバ系ミュージックだけで10年やっていけました。
30歳位になって社会のことを、
きちんと学んでいかなくてはいけなくなったたわけですが、
もし、最初から勉強をしていたら、
きっとアキバ系ミュージックという部分は無しに、
起業することもなかったかもしれませんね(笑)」